生きる場所

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結果だけ言えば負けでしたが、ミチヤはそこで生きていました。





もう一度ボクシングがしたい。

まだボクシングをやりきっていない。

って思いがプロのリングへ戻るきっかけとなり、走り続けて辿り着いた再デビューの後楽園ホール。

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5月18日の第3試合のリングではしっかりと調整されたミチヤがいました。

相手は10歳年下の江藤伸悟(白井・具志堅スポーツジム)選手。

一般の人間ならばその年齢差をマイナスポイントと考えるかもしれないけれど、格闘技に関わる人間ならば「江藤兄弟」として注目されている相手と戦う事をオイシイと思うのが本能。

まだまだ「若さの勢いだけのガキには負けられないっしょ」って話していた本人に大きな期待を。





入場時やコールされる際も落ち着いていた様子で安心しましたが、第1ラウンドが始まって更に安心しました。

ステップも細かく、肩のキレもいい状態で得意のジャブを真っ直ぐや下から伸びるように出していくスタイルで、しっかりと相手が見えている様子。

一気にスピードアップしていく最終ラウンドまでの流れの中で、リング上の2人には大きなハンデが待っていました

相手選手は最初のラウンドに左肘を外したか骨折の様子、ミチヤも第3ラウンドに大きく振ったフックが小指辺りでヒットしたために右の拳を骨折と一見外から見ているだけでは気付かないような根性が勝負の中にあったようです。





ミチヤ寄りのジャッジにはなってしまいますが、確実に第3ラウンドは10-9 でミチヤが獲ったラウンドであったはず。

終わってみればジャッジ3者が 59-56・59-56・59-55 とイマイチ納得のいかないポイント差でした

どんな採点基準があるのかはわかりませんが、クリンチや細かいテクニックは評価されずに、直線的な相手の攻撃が評価のポイントとなったのでしょう。

まだ6回戦となるとそうなのかもなぁ





しかし負けは負け。

しきりに詫びていたミチヤでしたが、リング上で『自分』を表現できていたのは羨ましいと思いました。

応援団もみんな刺激を受けて大いに盛り上がり、結果はどうあれ胸を張れる試合をしたと思います。





コレでやっていくんだといった意志を見せたミチヤ。

本格的に生きていく場所が見付かった男に遠回りなんて選択肢はありません。  





しっかりと魂を見せてもらいました

いやぁ、かっこよかったなぁ。




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